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肺水腫は、主に心臓疾患の重度進行した際に起こる合併症の一つです。肺の血管の血圧が上昇した結果、肺の中に水分が浸み出した状態です。 いわゆる「おぼれた状態」となるため、酸素を取り込むことができなくなる緊急状態です。 呼吸器疾患や感電など、心臓疾患以外でも肺水腫は起こり得るため、心臓疾患が無いとはいっても油断はできません。 |
肺水腫の異常を確認する方法は一つだけで、レントゲン検査になります。 このように、肺野に水分が貯留した状態を確認することで肺水腫が診断できます。 |
基本的には肺水腫に至る原因疾患を治療することが治療となります。心臓疾患であれば心臓の治療、血圧の問題であれば血圧を下げる治療、呼吸器疾患であればそれ相当の必要な薬剤を利用して治療を行います。 肺水腫を起こした場合は、心臓疾患としては非常に重度なため、予後は不良の可能性が高いです。 大概は緊急性の高い心臓疾患が多いため、利尿剤を急いで投与したり酸素吸入を行わないと命に関わる状態です。 |